図録・グッズ・音声ガイド
音声ガイド
音声ガイドナビゲーターが、本展の展覧会サポーターを務める俳優・アーティストの松下洸平さんと、俳優の中島亜梨沙さんに決定しました。
音声ガイドナビゲーター 松下洸平 さん
フィンセント・ファン・ゴッホの家族の「ものがたり」を辿るナビゲーターとして、時にフィンセント本人や弟テオの言葉を交え、兄弟の絆を語ります。
松下洸平さんからのコメント
「ゴッホと弟・テオの声を録音させていただきました。声色を使い分けるのは難しい挑戦でしたが、楽しみながら、僕自身も多くのことを学ばせていただきました。ゴッホの手紙も朗読しました。弟への思いや、親交のあった画家たちに宛てた言葉を声にすることで、彼の芸術に対する情熱や、人への深い愛情をより感じることができたと思います。音声ガイドを通して、当時の空気や風景、香りまでも想像しながら、ゴッホの作品世界に深く入り込んでいただけたら嬉しいです。ぜひ、彼の世界に飛び込むような気持ちで作品をご覧ください。」


ヨー・ファン・ゴッホ役 中島亜梨沙 さん
フィンセントの作品を世に出すことに人生を捧げたテオの妻、ヨーに扮し、フィンセントの思い出や、作品の魅力を世に広めていった軌跡を語ります。
中島亜梨沙さんからのコメント
——音声ガイドの収録で意識されたことは?
鑑賞される方に、すっと自然に入ってくるようなガイドを目指しました。今回はゴッホの義妹、ヨーとしてガイドをさせていただきましたが、役があったことで、彼女の目線で語ることができました。俳優としての仕事にも近く、私自身とても入りやすかったです。
——ヨーという人物について、どんな印象を持たれましたか?
とても前向きで、知的で、視野も広い女性だったのではと思います。夫を亡くし、赤ちゃんを抱えながらも、ゴッホの作品を引き取り、手紙を整理するなど、ゴッホの絵を後世に残すための努力を、着実に、そして的確に受け継いでいた。素晴らしい女性だと思います。ゴッホがこれほどまでに知られる存在になったのは、ヨーのおかげだと思います。
——展覧会の魅力、来場者へのメッセージをお願いします。
ゴッホは気難しいイメージを持っている方もいるかもしれませんが、家族や友人との手紙のやりとりの中には、ケンカやいたずらもあれば、愛情のこもった言葉のやりとりもあり、共感できるような瞬間が、あふれています。身近に感じられるゴッホの側面をみることができる展覧会だと思います。
中島亜梨沙(女優)
1982年生まれ、札幌出身。2003年に宝塚歌劇団89期生として入団。退団後は「世界ふしぎ発見!」('11)のミステリーハンターを務め、大河ドラマ「真田丸」('16)吉野太夫の演技で注目を集める。映画『ヘルドックス』(原田眞人監督)では女殺し屋役としてアクションにも挑戦。その後は「どうする家康」('23)、「光る君へ」('24)にも出演。また、日本テレビ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」('23)での毒親の演技が話題に。プライベートではブラジリアン柔術の青帯を取得。

会場レンタル版 ※対応言語:日本語・英語
展覧会会場入り口にて、専用ガイド機をレンタルし、会場内でお楽しみください。
予定貸出料金:1台650円(税込)
※耳がご不自由なお客様へ、音声ガイドの文字原稿を1部上記料金にてお貸出を行っております
アプリ配信版(iOS/Android) 「聴く美術」 ※対応言語:日本語
- 配信期間中はいつでもどこでも何度でも視聴可能。
- 予定配信価格:700円(税込)
- 配信期間:2025年7月5日~2026年3月末予定
<利用方法>
- ※お使いのOSのバージョンによって、ダウンロードできない場合がございます。
- ※展覧会会場内でご使用の場合は、ヘッドホンもしくはイヤホンをご利用ください。
- ※会場内での通話・カメラ使用はご遠慮ください。